マハティール元首相「静岡のメロンが一番」 県内視察、知事とも面談

山崎琢也
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 マレーシアのマハティール元首相(97)が来日し、15日から静岡県内を訪れている。川勝平太知事と面談したほか、農場などを視察した。

 訪問は、日本などの発展に学ぶ「ルックイースト(東方)政策」を唱えたマハティール氏側の希望で実現した。15日に県庁を訪れたマハティール氏は県職員に対して、アジアが国際平和で果たせる役割をテーマに講演。川勝知事と面談し、「公正で永続的な平和に向けて取り組むことを確約する」という内容の共同宣言に署名した。その後国際情勢のほか、県内の農業や茶器の歴史などについて語り合った。

 16日には県西部の農場などを視察。袋井市のメロン農場では、試食をしたマハティール氏が「静岡のメロンが一番だ」と称賛し、おかわりする一幕もあったという。

 マハティール氏は17日午後、富士山静岡空港から県を離れる予定。(山崎琢也)

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