化粧まわし、最高額は1.5億円 ダイヤ10カラット 引退後の行方

有料記事

抜井規泰
[PR]

 高島屋のバイヤーだった田村均さん(73)が扱ったあまたの化粧まわしの中で、最高値だったのは1本7千万円。これは、ある大関の化粧まわしで、クロヒョウの両目に大粒のダイヤが埋め込まれていたそうだ。近年では最高値と思われる白鵬の逸品と同額の1本1千万円の本体に、ダイヤが1粒3千万円。両目を合わせて総額7千万円だったという。

 では史上最高額は――。なんと、約40年前の価格で1億5千万円。元大関若嶋津(当時のしこ名は若島津。現在の荒磯親方)の化粧まわしで、ワシが10カラットのダイヤを文字通り「わしづかみ」にしている。

ネトオクに出品されていた化粧まわし 買い戻した元大関

 1982年11月場所(博多…

この記事は有料記事です。残り607文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません