ゼレンスキー大統領の招待検討、モディ首相は最終調整 広島サミット

岸田政権

上地一姫
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 林芳正外相は18日、日本が議長国として5月に広島で開く主要7カ国首脳会議G7サミット)に、ウクライナゼレンスキー大統領の招待を検討する考えを示した。主要20カ国・地域(G20)議長国のインドのモディ首相は招待する方向で最終調整しているという。同日収録されたBS朝日の「激論!クロスファイア」で明らかにした。

 番組で林氏は「(ロシアの)侵略を受けているゼレンスキー大統領の声を聞く重要性は、誰もが認めるところだ。そういう観点で検討していく」と述べた。岸田文雄首相が19~22日にインドを訪問する予定で、モディ氏の招待については「今回のインド訪問を経て、しっかりと発表する段階にもっていければ」と語った。

 日本政府はサミットでウクライナ情勢や、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の推進などを主要議題とする方針だ。

 また、林氏は国際刑事裁判所(ICC)がロシアのプーチン大統領戦争犯罪の容疑で逮捕状を出したことについて「捜査の進展に重大な関心を持って注視していきたい」と語った。(上地一姫)

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