2年ぶりの春、健大高崎の選手たち力強く行進 春の選抜開幕
吉村駿
【群馬】第95回記念選抜高校野球大会(日本高野連主催、朝日新聞社後援)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で幕を開けた。開会式には、出場全36校が参加。2年ぶりに出場する健大高崎の選手たちは、観客の拍手を受けながら、元気よく行進した。
初戦は23日(第6日)の第1試合で、昨年秋の近畿大会準優勝の報徳学園(兵庫)と対戦する。
昨年、一昨年の開会式では、新型コロナウイルスの影響で全出場校がそろう入場行進は中止された。今年は2019年春以来、4年ぶりに全出場校がそろった。健大高崎の選手たちは9番目にグラウンドに登場した。
大会の入場行進曲、「back number」の「アイラブユー」に合わせ、全員が手を振り、足を上げ、力強く歩いた。
森田光希主将は「拍手で迎えられて、高校野球をやってきた中で一番うれしかった。大会6日目まで時間が空くが、しっかり準備をして挑みたい」と話した。
開会式後、選手たちは外野席で開幕試合を観戦した後、大阪府内の温泉施設で体を休めた。夜は報徳学園の試合映像を見て、気持ちを高めたという。(吉村駿)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。