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　大阪市淀川区のコインロッカーで回収されたバッグから新生児の遺体が見つかる事件があり、大阪府警は、住居不定、接客店従業員の谷口成美容疑者（33）を死体遺棄容疑で逮捕し、20日発表した。「赤ちゃんを捨てた。コインロッカーなら、長い間、見つからないだろうと思っていた」と容疑を認めているという。

　捜査1課によると、谷口容疑者は1月30日ごろ、大阪市淀川区の阪急十三（じゅうそう）駅近くのコインロッカーに、女児の遺体を入れたバッグを放置し、遺棄した疑いがある。女児は生後間もないか死産とみられ、へその緒がついたままだったという。

　遺体が入ったバッグは、コインロッカーの保管期限が過ぎたとして管理会社が2月上旬に回収。大阪市内の倉庫で保管していたが、作業員が異臭に気づき、今月16日に遺体を見つけた。