合成麻薬MDMAの密輸に関わったとして、警視庁が今月18日にファッションモデルの道端ジェシカ容疑者（38）と知人の40代男を麻薬特例法違反容疑で現行犯逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。2人とも容疑を否認しているという。

　捜査関係者によると、国際貨物で国外から届けられた荷物の中に、粉末状のMDMAが約15個のカプセルに入った状態で隠されているのを成田空港の税関職員が発見。荷物を追跡したところ、18日夜に東京都港区内のホテルの一室にたどり着いたため、警視庁の捜査員が踏み込み、その場にいた道端容疑者と知人の男を逮捕した。荷物は知人の男宛てだったという。

　所属事務所のホームページなどによると、道端容疑者は福井県出身。13歳からファッションモデルとして活動を始め、テレビ番組やCMなどにも出演している。