愛知・愛西の2人死亡火災 男を非現住建造物等放火などの罪で起訴
愛知県愛西市で2月、住宅が全焼して住人の母娘の遺体が見つかった事件で、殺人容疑などで県警に逮捕された娘の内縁の夫の無職小塚勝也容疑者(64)について、名古屋地検は20日、嘱託殺人、非現住建造物等放火、死体損壊の罪で起訴し、発表した。
地検などによると、小塚容疑者は2月7日、内妻の植手敬子さん(当時54)から依頼されて、胸部を刺し身包丁(刃渡り約21センチ)で刺して殺害。住宅に灯油をまいてライターで放火し、敬子さんの母親の純子さん(当時83)の死体を焼損させたとされる。
捜査関係者によると、小塚容疑者は母娘と3人暮らしで、純子さんは火災前日までにすでに死亡していた可能性があるという。
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