松坂大輔さん、始球式に登板「めちゃくちゃ緊張」 WBCメキシコ戦
マイアミ=遠田寛生
西武やレッドソックスなどで活躍した松坂大輔さん(42)が20日(日本時間21日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝の日本―メキシコ戦で始球式を務めた。
2006年の第1回、09年の第2回大会でそれぞれ3勝し、大会の最優秀選手(MVP)に選ばれた松坂さんは、第1回大会でメキシコ代表だったホルヘ・カントゥさんと並んで、マウンド手前からボールを投げた。
日本代表の甲斐拓也捕手のミットにボールがおさまり、「名前を呼ばれてマウンド付近に行った瞬間にめちゃくちゃ緊張しました。ほっとしました」と笑顔を見せた。
準決勝という大舞台での登板に「グラウンドの緊張感はもう味わえないと思っていました。うれしかったです」。
自身が2大会に出場したWBCについては、「野球をやっている選手たち、みんなが目指すべき大会になってほしい。今回は欧州勢の活躍が目立ち、世界的に野球が広まっていくきっかけになると思いました。もっともっと成長してほしいです」と期待を寄せていた。(マイアミ=遠田寛生)
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