アマゾン、9千人の追加人員削減へ クラウド事業も対象

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米アマゾンは20日、来月末までに約9千人の人員を減らすと発表した。同社は今年1月に約1万8千人の人員削減を公表しており、追加分を合わせると対象は3万人近くにのぼる。米IT大手では、景気の減速で成長が鈍化する中、人員削減の動きが広がっている。

 同社によると、削減の対象はクラウド事業「AWS」や広告、ライブ配信サービス「ツイッチ」などに携わる人員が中心という。コロナ下で急成長したAWSは利益の稼ぎ頭だが、主力事業にも人員削減が広がった。

 アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は20日公開した従業員あての書簡で「不確実な経済状況を考慮して、コストや人員をより効率化する決断をした」と述べた。

 コロナ下でのデジタル化の加…

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