佐々木朗希から3ラン、メキシコのウリアス 25歳で兄も大リーガー
マイアミ=遠田寛生
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝、メキシコ―日本戦が20日(日本時間21日)、米フロリダ州マイアミであり、メキシコのユーティリティー・プレーヤーが先取点をもたらした。
四回2死一、二塁、右打席に入ったルイス・ウリアスが1ストライクからの2球目を左翼席にたたき込んだ。日本の先発、佐々木朗希(ロッテ)の甘く入った変化球をとらえると、一塁側に向かってほえた。
大リーグのオリオールズでプレーする兄を持ち、自身も2018年にパドレスで大リーグ昇格を果たした25歳。19年オフに交換トレードでブルワーズへ移籍した。
二塁、遊撃、三塁を守れる。打撃では21年に150試合出場で23本塁打、昨季は119試合出場で16本塁打とパンチ力もある。
メキシコのベンジー・ヒル監督は準決勝の試合前、佐々木朗希について、「できる限り分析した。去年(のシーズン)やWBCのこれまでの試合を映像で見たし、ミーティングもした。準備はできているし、集中できている」と、攻略へ自信を語っていた。(マイアミ=遠田寛生)
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