インド訪問中の岸田文雄首相が21日、ウクライナの首都キーウを訪問することがわかった。キーウではゼレンスキー大統領と初めて対面で会談。ロシアによるウクライナ侵攻を改めて非難し、ウクライナに対するさらなる支援を表明するとみられる。
主要7カ国(G7)では、日本以外の首脳は全員、ウクライナを訪問し、ゼレンスキー氏と対面で会談している。
5月19~21日に広島で開くG7サミット(首脳会議)では、ロシアによるウクライナ侵攻が最大のテーマになる。議長を務める首相としては、議論をリードし、G7の結束を訴えるためには、自らキーウを訪問し、ゼレンスキー氏と対面で会談することが不可欠だと判断したとみられる。
国会の事前了承なしで訪問「例外」
ウクライナ訪問をめぐっては…
- 【視点】
日本が積極的平和主義を掲げ、民主主義陣営と国際協調主義を維持することは、世界の国際安全保障においても日本の国家安全保障においても長期的な視点で正しい選択であり、その観点から岸田首相がロシアに一方的に侵攻されたウクライナを支援し、ゼレンスキー
- 【視点】
タイミングが遅くなりましたが、キーウ訪問が実現したことは大変良かったと思います。ウクライナ問題はG7だけの関心事ではありません。例えば昨年のG20議長国、インドネシアのジョコ大統領は昨年6月にモスクワとキーウを相次いで訪問し、プーチン大統領

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