春夏初の石橋、光った連係 鍛えた守備、横松主将「ほぼ100点」

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(21日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 秋田・能代松陽3―0栃木・石橋)

 春夏通じて初出場の石橋は、粘りの守備で食い下がった。連係が光ったのが四回2死一、三塁のピンチだ。一塁走者の二盗を封じようと捕手の山下諒太が二塁へ送球。それを見た三塁走者が本塁を狙ったが、遊撃手の浜野晃太郎が送球をカットして本塁に返球し、アウトにした。県立高でグラウンドはサッカー部などと共用。打撃練習が難しい放課後は、集中的に守備を鍛えるなど工夫してきた。主将の横松誠也は「守備はほぼ100点。打撃は全国レベルに達していなかったので課題です」と話した。

 ●福田博之監督(石) 「子どもたちが持てる力を出してくれた。大応援団に感動し、大きな力をもらった。夏に戻ってこられるよう打力をあげたい」

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