侍ジャパン、栗山英樹監督が退任へ 「明日から肩書のない人に」
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が22日(日本時間21日)、試合後の会見で、「今日で監督、終わるので。明日からは本当にまったく何もない、肩書のない人になっちゃうので」と話した。
この日の決勝でアメリカ代表に3―2で勝利し、2009年の第2回大会以来となる3大会ぶり3度目の優勝を達成した。世界一達成で花道を飾る。
日本は東京ドームで行われた1次ラウンドを4戦全勝。イタリア代表との準々決勝で5大会連続の4強入りを決めると、準決勝のメキシコ戦ではサヨナラ勝ち。決勝では大会連覇を狙うアメリカ代表を下した。
栗山監督は、東京五輪で金メダルを獲得したチームを引き継ぐ形で、21年12月就任。大谷翔平(エンゼルス)やダルビッシュ有(パドレス)ら大リーガー4人を擁するなど「歴代最強」と称されるチームでこの第5回大会に臨んでいた。「アメリカを倒して世界一奪還」という悲願を達成した。
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