フィギュアスケートの世界選手権は22日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)で開幕した。ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)はショートプログラム(SP)で自己ベストを更新する80・72点を出し、首位に立った。日本勢初のペア金メダルをめざし、23日のフリーに臨む。
演技後の報道陣との主なやり取りは以下の通り。
――演技を振り返って。
木原 「四大陸選手権の後から、練習方法、気持ちの持っていき方をもう一度見直して、良い練習を積めてきました。練習でやってきたことを、しっかり出すことができて良かったです」
――80・72点。自己ベストを更新しました。
三浦 「目標にしていた、ツイスト(リフト)のレベルが取れていなかったので、来シーズンに向けて……」
木原 「明日(23日)もあるよ」
三浦 「明日もあるか(笑)。明日のツイストのレベルを取れるように頑張ります」
木原 「SPで80点を出すことが目標だったので、今季最終戦で目標を達成できたことはうれしく思います。歴代で(SPで80点を)出した方たちは僕たちよりもはるかに上のレベルの方なので、少しでも足元が見えたかな、ちょっとだけ見えたかなと思えました」
――大きな声援が送られていました。
木原 「ペアの試合は、なかなか皆さんに来てもらうのは難しかったと思うんですけど、平日にもかかわらず会場に足を運んでくださったのがうれしかったし、もっと頑張らないといけないと思いました」
――得点が発表された時、三浦選手が跳びはねて驚いたようなリアクションをしていました。あの時の気持ちを説明してもらえますか?
(会場に得点がアナウンスされる前に、2人は「キス・アンド・クライ」にあったモニターで得点を確認。喜び合っている様子に会場がざわついた)
三浦 「反応を説明……(笑)…

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