スクイズで一時勝ち越し 部員13人、小技使い「城東の野球できた」
(22日、第95回記念選抜高校野球大会2回戦 東京・東海大菅生5―2徳島・城東)
城東が持ち味を見せた。二回1死一、三塁で、両打ちの9番長谷(はせ)鴻志郎は「スクイズはこっちの方が確実」と右投手相手だったが、右打席へ。カウント2―2からの5球目を一塁線に転がし、三塁走者を生還させた。昨秋の東京王者を相手に一時勝ち越しとなるスクイズ。小技を使って得点できるよう、チームとしてエンドランやバントを重点的に練習してきた成果だった。「できれば自分もセーフになりたかったけど、最低限のことはできた」
●新治良佑監督(城) 「部員13人が一丸となって、足とバントを絡めた城東の野球をやってくれた。悔しさもあるが、誇らしい気持ちでいっぱい」
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