韓国検察、野党の李在明代表を背任罪などで在宅起訴 李氏は争う構え

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ソウル=稲田清英
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 韓国の検察当局は22日、最大野党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)代表(58)を背任や収賄などの罪で在宅起訴した。ソウル近郊の城南市長だった時に都市開発事業やサッカーチームの運営をめぐって不正があったとされる。李氏は一貫して否定し、同党は「政治弾圧だ」などと反発している。

 ソウル中央地検の発表によると、2010年から18年にかけて城南市長だった李氏は、開発事業で特定の事業者に便宜を図って都市開発公社に4895億ウォン(約500億円)の損害を与えたとされる。また、市営プロサッカーチーム「城南FC」へ計133億ウォンを拠出した企業に、その見返りとして建築の許認可などの便宜を図ったとされた。

 李氏は22日の同党の会議で「真実が明々白々に明らかになるだろう」と述べ、法廷で争う姿勢を強調。党は李氏の代表の職務を停止しないことを決めた。

 党の規定は李氏が昨年8月に…

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