(WBC決勝 21日、日本代表3―2米国代表)
日本代表のスタイルを象徴していた「スモールベースボール」。今の選手たちに、その言葉は似つかわしくない。
1点を奪われた直後の二回の攻撃。前夜に劇的な逆転サヨナラ打でチームを決勝進出に導いた村上宗隆(ヤクルト)が先頭で打席に立った。
長い不調を抜けた23歳は、初球を捉えた。打った瞬間にそれとわかる会心の当たり。右翼席上段に放り込み、悠々とダイヤモンドを回った。「ひと振りで追いつくことができて、すごくよかった」
「三冠王」に続いたのが、セ・リーグで2021年に本塁打と打点で2年連続2冠に輝いた岡本和真(巨人)だ。
準決勝のメキシコ戦では、ホ…

言葉でたどる大谷翔平の軌跡
エンゼルス大谷翔平の語録集。幼少期から高校野球、日本ハム、そして大リーグまで大谷の軌跡をたどります。[もっと見る]