事実上の与野党対決、北海道知事選に4人立候補 観光振興など争点に
23日に告示された北海道知事選には、再選をめざす現職の鈴木直道氏(42)と、新顔で元立憲民主党衆院議員の池田真紀氏(50)ら無所属4人が立候補を届け出た。自民党と公明党、地域政党「新党大地」が鈴木氏を推薦する一方、池田氏は立憲が推薦し、共産党、国民民主党、社民党の道組織などが支持しており、事実上の与野党対決の構図となった。
コロナ禍で疲弊した観光や、国内最大の食料供給地域としての産業振興などが主な争点となる。
鈴木氏は23日、札幌市の繁華街・ススキノの事務所近くで第一声を上げ、「エネルギー、デジタル、食をキーワードに北海道の価値を押し上げる」と述べた。
池田氏も23日、札幌駅近くで第一声を行い、「人に温かい、血の通った体温の感じる道政、道民目線の道政をつくっていく」と訴えた。
知事選にはほかに、建設設備業の門別芳夫氏(61)と元美容師の三原大輔氏(48)の無所属新顔2人が立候補を届け出た。
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