暴力追放センターに架空請求詐欺 個人情報流出「可能性も」
西岡矩毅
福岡県暴力追放運動推進センターは23日、センターが所有するパソコンから延べ約3500人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。
センターによると、20日午後0時半ごろ、職員がパソコンを操作中、セキュリティー更新の案内の画面が表示された。記された番号に電話すると、男からURLを指示され、職員がそのとおりに入力するとソフトウェアがダウンロードされた。
さらに男は2万円を請求してきたため、職員が異常に気づき、インターネット回線を遮断したという。
パソコンには、暴力団とのトラブルを抱えた住民や、暴力団からの離脱の相談者など延べ約3500人分の個人情報が管理されていた。センターによると、情報流出は確認されていないが、可能性は否定できないとしている。
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