ガーシー容疑者に旅券返納命令 応じなければ、失効、不法滞在状態に

政治家女子48党

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 動画投稿サイトで著名人らを繰り返し脅迫したなどとして警視庁が逮捕状を取った前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)に対し、外務省は23日、旅券法に基づいて、旅券返納命令を出した。4月13日までに返納するよう求めている。

 23日付の官報に掲載された。官報に掲載して20日が経過した時点で、本人に通知が到達したものと見なすという。

 東谷容疑者はアラブ首長国連邦(UAE)など海外に滞在して国会を欠席しつづけたとして、15日に除名処分を受け、国会議員の資格を失った。警視庁は16日、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)容疑などで逮捕状を取得し、警察庁が外務省に旅券返納命令を出すよう要請していた。

 東谷容疑者は海外に滞在しているが、帰国の意思を示していない。期限までに返納せずに旅券が失効すると、不法滞在の状態になり、強制退去処分となる可能性がある。

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