第2回選挙って簡単にまちを変える方法 たかまつななさんが語る一票の重み
4年に1度の統一地方選が始まった。地方議会に若者や女性の参加を促すには、どうすればいいのか。株式会社「笑下村塾」代表として全国の学校などで主権者教育に出向き、政治や社会の問題をオンラインで発信している時事YouTuberたかまつななさん(29)に聞いた。
――地方にあちこち出かけて、初めて投票に行くような学生らの主権者教育をされていますね。そのきっかけは。
「(2016年に)18歳選挙権が導入されるとき『政治の場で初めて若者が主役になった』と思って、若者の声を届けたいと思ったことです。私はもともと山登りが好きで、不法投棄の問題に関心がありました。みんながゴミを捨てなければ、ゴミを拾う必要もないわけですよね。みんなの意識改革ってすごい大事だなと思いました」
「ただ、政治の話になると解決できないことが多くて、でも未来のことを考えて、みんなでちゃんと話し合って、合理的な選択をしていくということってどうすればいいんだろうと思いました」
【コメントプラス】たかまつななさん
コメンテーターを務めるたかまつななさんの過去の投稿一覧はこちらで読むことができます。
「投票所まで車で1時間」
「そんなとき、主権者教育を通じて、異なる考えや立場の意見を知って、その中で合意形成をしていくことを知れば、合理的な選択ができるようになるんじゃないかなと思ったんです。主権者教育って、全ての根幹につながるんじゃないかな、と思ってやり始めました」
――主権者教育ではどんなこ…

統一地方選挙・衆参補選2023年
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