JAL国内線6600円キャンペーン、4月にも再開へ 対策完了後に
松本真弥
日本航空(JAL)は、発売当日に中止した国内航空券を片道一律6600円にする格安キャンペーンについて、4月中にも再開する。社内システムの対策ができ次第、予約の開始時期などを発表する。赤坂祐二社長が23日、記者会見で明らかにした。
対象期間は、当初の予定どおり6月末(大型連休を除く)までで検討している。価格も変えない方向だが、予約の集中を避けるため、搭乗期間を分けて販売することも考えるという。
キャンペーンは今月9日午前0時にウェブサイトで受け付けを始めたが、直後からアクセスが集中して通常の予約も取りづらくなったため、JALが中止を決めた。1時間に40万人のアクセスを想定していたが、実際には100万人が訪れ、システムがダウンしたという。
赤坂社長は「システム障害が発生し、多くのみなさまの期待をいただく中、大変ご迷惑をおかけした。心からおわびを申し上げたい」と陳謝した。(松本真弥)
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