プーチン氏が入国しても「逮捕しない」 ハンガリー首相府長官

ウクライナ情勢

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 ロイター通信によると、ハンガリーのグヤーシュ首相府長官は23日、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)がウクライナから子供たちを連れ去った容疑で逮捕状を発行したロシアのプーチン大統領について、「(同大統領が入国しても)ハンガリーは逮捕しない」との考えを示した。ハンガリーはICCの加盟国だが、関連の国内法が制定されていないことを理由に挙げた。

 権威主義的傾向を強めるハンガリーのオルバン政権は、ウクライナ支援を進める欧州連合(EU)の中にあってロシアとの経済関係を維持する姿勢を表明し、ウクライナへの武器支援などにも反対している。グヤーシュ氏はICCの逮捕状発行について「ハンガリーは立場を定めていない」とする一方、「私の主観的な意見」と断って「ものごとを平和ではなく、エスカレートする方向に持って行く」などと批判した。

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