パトカー追跡中のバイクが事故、運転手死亡 一方通行逆走して衝突か
岩田恵実
東京都新宿区西落合3丁目の区道交差点で23日午後5時50分ごろ、バイクと乗用車が衝突し、バイクの60代男性が死亡する事故があった。バイクはパトカーから追跡されている最中だったといい、警視庁が経緯を調べている。
発表によると、現場から約500メートル離れた東京都中野区の都道で、野方署のパトカーが右折レーンを直進するバイクを確認。停止を求めようと緊急走行で約2~3分にわたって追跡したところ、バイクは一方通行の道路を逆走しながら交差点に進入し、乗用車と出合い頭に衝突したという。交差点に信号機はなかった。
警視庁は、乗用車を運転していた会社員の男(63)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕。パトカーの追跡中の事故だった点について「状況を確認し、対応が適正だったか判断したい」とコメントしている。(岩田恵実)
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