「いつまでしゃべってんねん」 共産市議、同僚にパワハラ発言で処分
森嶋俊晴
同僚の女性市議(44)にハラスメント発言を繰り返したなどとして、共産党河南地区委員会は、党所属だった大阪府富田林市の岡田英樹市議(69)に警告処分を出した。岡田市議は発言などを認めて謝罪し、離党した。いずれも20日付。
党府委員会などによると、岡田市議は街頭演説していた女性市議に「いつまでしゃべってんねん」と発言したり、「虚言癖」「うそつき」などと人格を否定する発言を繰り返したりしたとされる。岡田市議は取材に対し、「パワハラと思わせたことは反省している」と話している。
女性市議は2021年10月に党本部に相談したが、党府委員会と党河南地区委員会が女性市議から正式に聞き取り調査をしたのは昨年11月だった。対応が先延ばしになったことについて、党河南地区委員会の常任委員会は「岡田議員に先に確認するなど誤りがありました」と女性市議に文書で謝罪し、党府委員会のサイトで公開した。(森嶋俊晴)
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