未成年のSNS「夜間は禁止」、保護者が投稿チェックも 米ユタ州

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サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米西部ユタ州で23日、大手SNS企業に対し、18歳未満の利用者がアカウントを開設する際に保護者の同意を得ることを義務づける法律が成立した。米メディアによると、保護者の同意なしの利用を禁じる州法は全米で初。保護者が子どもの投稿をすべて見ることができるようにする条文も盛り込まれ、子どものプライバシー保護の観点などから反対意見も出ている。

 新法では、500万人以上の利用者を持つSNS業者に対し、利用者の年齢確認を義務化。午後10時半から午前6時半までの間は、保護者が認めない限り、子どもがSNSを利用できなくするよう義務づけた。子どもの個人情報の収集や、子どもを対象にした広告も禁止した。同法は来年3月から施行される。

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