かなだい、成長感じたリズムダンス 「オペラ座」完成形に自信も

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構成・藤野隆晃
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 フィギュアスケートの世界選手権は24日、アイスダンスのリズムダンス(RD)があり、村元哉中(かな)、高橋大輔組(関大ク)は72・92点で11位だった。フリーは25日に行われる。

 大歓声に包まれる中、2人はラテンのテーマに合わせて滑った。息を合わせてターンを繰り返す「ツイズル」にやや不安要素もあったが、最高難度のレベル4を獲得。演技をしっかりとまとめ、互いにねぎらった。

 演技後の報道陣との主なやり取りは以下の通り。

 ――演技を振り返ってください。

 高橋 「前半は緊張感があってうまく合わなかった部分もあるんですけど、後半につれて息が合ってきて。細かいミスはありましたが、全体を通しては良かったんじゃないかなと思います」

 村元 「出だしで、息が合わなかったり(体が)当たったりというのが多かったんですけど、最初から最後まで楽しんでお客さんと一緒にプログラムを終えられたかなと思います」

 ――演技が終わった瞬間は、どんな感情になりましたか?

 高橋 「僕は『ツイズルでやってしまった』というのがあったんですけど、それ以外は大きなミスなく終われたので良かったと思いました」

 ――ツイズルの時はどのような状態だったんですか?

 高橋 「途中で(回転を)カウントしたときに、カウントがなくなっちゃって『何回転だっけ、やばい』って。哉中ちゃんを見たら、終わりに入っているのに(自分が)回っちゃっている、みたいな感じで。『でも次に間に合わせなきゃ』とスローモーションになる感覚で、色んなことを考えていました」

 村元 「『1個多く回っているな、ハテナ』みたいな(笑)。(私の回転が)少なかったかなと思ったんですけど、自信を持ってやっていたので、『たぶん大ちゃん……』と思って(笑)。実際、その時は回りすぎたのか、ただズレていただけなのか、ちょっと分からなかったので。そんなに気にはならなかったよね?」

 高橋 「僕はヒヤッとしましたけどね(笑)。でもその後は動揺せずにいけたので良かったです」

 ――ミスをしても動揺しなかった。アイスダンサーとしての成長を感じますか?

 高橋 「1年目だと、相当焦…

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