原発処理水、中ロ首脳「深刻な懸念」に西村経産相「事実誤認」と反論

有料記事

今泉奏
[PR]

 中国の習近平(シーチンピン)国家主席とロシアのプーチン大統領が21日に発表した共同声明で、東京電力福島第一原発処理水の海洋放出計画に「深刻な懸念」を示したことについて、西村康稔経済産業相は24日の閣議後会見で「事実関係に誤認もある」と反論した。

 西村氏は、共同声明で処理水を「放射能汚染水」と表現した点を「事実ではない」と指摘。国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が「放出がいかなる害も与えることはないと確信できる」と言及している点などを理由に挙げた。

 さらにIAEAの調査には「…

この記事は有料記事です。残り127文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません