「人と人つなぐ」幻想的な夜桜に酔う 名古屋、4年ぶりの花見で乾杯
名城公園(名古屋市北区)の桜が見頃を迎え始めた。24日夜からぼんぼりの点灯がスタート。薄紅色に照らされた幻想的な夜桜を見上げながら、4年ぶりの花見に酔いしれた。
公園管理者によると、新型コロナで2020年以降は宴会などを制限。今月13日にマスクの着用が個人の判断に委ねられるなど、規制が緩和されたため再開した。担当者は「感染対策を心がけて常識の範囲内で楽しんでほしい」と話す。
同僚ら約10人で夜桜を楽しんだIT会社員の野々川陽介さん(35)は、「コロナ禍で会食できない日が続いた。みんなでやる花見は初めて。桜が人と人をつないでくれる感じがします」と話した。
ぼんぼりの点灯は午後6時~午後9時で、4月6日までの予定。名古屋地方気象台によると、近く満開になる見込みという。(斉藤佑介)
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