イギリスのチャールズ国王、フランス訪問を延期 年金改革のデモ受け

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 フランス大統領府は24日、チャールズ英国王が26日から予定していた訪仏を延期すると発表した。フランス全土でデモやストライキが相次いでいることを受けた措置という。

 フランスでは、政権による年金改革法案の強行採択をきっかけに、大規模な抗議活動が行われている。23日には457人が逮捕されるなど、混乱が続いている。

 仏大統領府によると、チャールズ国王の訪問の延期は、労働組合が訪問に重なる日程でのデモを発表したことを受けて決定した。

 チャールズ国王は、即位後の初の外遊としてフランスを訪れる予定だった。その後に予定していたドイツへの訪問は、予定通り行うという。

 仏大統領府は「訪問は、可能な限り早く再調整される」としている。

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