TOEIC満点ユーチューバーの勉強法 目標は何?PDCA繰り返す

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聞き手・新屋絵理
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 ネイティブのように流暢(りゅうちょう)な英語を話し、英語ユーチューバーとして活躍するATSU(アツ)こと西方篤敬さん(32)。TOEICで満点をたたき出し、日本人によくある発音の間違いや勉強法をわかりやすく解説したユーチューブのチャンネル登録者数は50万人を超えています。でも、日本生まれ日本育ちで、意外なことに大学時代まで留学経験がなかったといいます。「英語が自分の人生を変えた」というATSUさんに、英語学習のコツを聞きました。

 ――英語を真剣に学び始めたきっかけは何だったのでしょうか。

 「高校2年生のころ、父親に『次の定期試験で10番以内に入ったら10万円あげる』と言われて火がつき、本気で勉強しました。その結果、10位以内に。努力して結果が出る体験は人生で初めてで、楽しさを感じました。そこから勉強を続けました。英語は他の科目より、将来にどうつながるかイメージしやすかった。『英語で海外の人と話せたら、なんかかっこいいな』と」

発音、文法、単語…基礎をまず確認

 ――大学1年生の時にTOEIC(満点:990点)で970点を取ったとか。どのように勉強していたのですか?

大学卒業後にはTOEICで満点をとったというATSUさん。記事の後半では、「勉強しているのに話せない」「モチベーションが続かない」といった英語学習者のよくある悩みに答えてもらいました。

 「模試を20回、30回と解きました。解いた後、すべての英文の意味を理解できるまで復習する。問題に関係ない所を飛ばしたり、点数で一喜一憂したりせず、すべてを理解してから次の模試に進みました」

 「私の場合、これを2カ月で…

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