シリアの米軍基地にロケット弾10発 ドローン攻撃に報復空爆の後

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ワシントン=下司佳代子
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 米中央軍は24日、シリア北部の米軍基地グリーンビレッジで現地時間午前8時ごろ、10発のロケット弾が同基地を狙って撃ち込まれたと発表した。けが人や施設への被害はなかったという。ロケット弾の1発は約5キロ外れた民家に着弾し、女性2人と子ども2人が軽傷を負った。

 23日にはシリア北東部ハサカで米軍施設が無人機ドローン)による攻撃を受け、米軍の請負業者の1人が死亡、米兵ら6人が負傷した。米軍は、無人機はイラン製とみており、イラン革命防衛隊から支援を受ける武装組織が活動するシリア東部の複数の軍事施設を報復空爆するなど、緊張が高まっている。

 内戦下のシリアでは、アサド…

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