桜彩る、4年ぶりの皇居 雨の中、乾通りの春の一般公開始まる

多田晃子

 皇居内を南北に走る「乾(いぬい)通り」の一般公開が25日午前、始まった。新型コロナの影響で、春の一般公開は4年ぶり。訪れた人たちは、石垣などを背景にソメイヨシノやシダレザクラなどを思い思いに写真に収め、楽しんでいた。公開は4月2日まで。

 雨が降り、肌寒さが残る中でも、皇居の桜を一目見ようと、この日は開門前から列が出来た。友人と訪れた川崎市の広瀬紀代子さん(78)は「皇居ならではの雰囲気の中、色んな種類の桜を楽しめた」と笑顔を見せた。

 入場時間は午前9時~午後3時半(退出は午後4時まで)。入場無料。東京駅側の坂下門から入り、乾門から出る。詳しくは、宮内庁のテレホンサービス(03・3284・6780)か、同庁ホームページ(https://www.kunaicho.go.jp/別ウインドウで開きます)へ。(多田晃子)

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