WBC決勝前の大谷声だし 周東が心境明かす「実はサインを…」
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表「侍ジャパン」の甲斐、周東、牧原大が所属するソフトバンクに合流した。
周東は、米国との決勝前の円陣で大谷(エンゼルス)が同僚トラウトらメジャーのスター選手の名前を挙げ、「きょう一日だけは憧れを捨てて、勝つことだけを考えましょう」と鼓舞したことに言及。「(米国は)すごい選手ばかりで、自分としては全員のサインが欲しい。全員と写真が撮りたいと思っていたけど、いや待て待て、と引き締まりました」と、当時の心境を明かした。
メキシコとの準決勝では九回に一塁代走で出場し、村上(ヤクルト)の中越え二塁打で一気に本塁に生還して逆転サヨナラ勝ち。周東は「出番が少なかったので何とか爪痕を残したいと思っていた」としたうえで、「ムネ(村上)の練習時から見ていたし、あの場面は打球の角度やスピードがわかった。(外野を)抜けると思って行っちゃいました」と振り返った。
ちなみに、決勝後はグラウンドに残っていた米国の主砲アレナド(カージナルス)ら数人のメジャー選手と一緒に写真を撮ったという。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

言葉でたどる大谷翔平の軌跡
エンゼルス大谷翔平の語録集。幼少期から高校野球、日本ハム、そして大リーグまで大谷の軌跡をたどります。[もっと見る]