逆転の2点本塁打「5番だから打てた」 4番だった作新学院の武藤
津布楽洋一
(25日、第95回選抜高校野球大会3回戦 栃木・作新学院9―8香川・英明)
接戦に終止符を打つ逆転の2点本塁打を放った作新学院の5番・武藤匠海(新3年)は「相手も(八回に)本塁打を打ったので、自分も一発やりかえす気持ちだった」と喜んだ。
打ったのは「内よりの緩い球」。バットに乗った感じがしたという。甲子園での本塁打に「今まで生きてきた中で一番気持ちよかった。これからの野球人生で自信になる」と振り返った。
これまでは4番を任されていたが、今大会は5番に。「5番になってよかった。4番だと配球も全く違うと思う。5番だから打てた」と気にしていない様子。準々決勝に向けて「ベスト8になると相手も強くなる。一歩一歩進んでいきたい」と気を引き締めていた。(津布楽洋一)
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