北京で50代日本人男性拘束 現地法人幹部?国家安全に関わる容疑か

北京
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 中国北京市内で今月、50代の日本人男性が現地当局に拘束されたことが分かった。複数の日中関係筋によると、男性は日本企業の現地法人幹部とみられる。容疑は不明だが、国家安全当局に拘束されたことから、スパイ行為などの疑いがかけられている可能性がある。

 拘束された状況や具体的な容疑などは分かっておらず、北京の日本大使館が現地当局に対し、男性への面会と拘束理由などの説明を求めている。

 中国政府は近年、外国人によるスパイ活動などへの警戒と取り締まりを強化しており、日本人や日本を拠点とする中国人研究者の拘束が続いている。2014年の反スパイ法施行以降、今回も含め少なくとも17人の日本人が拘束された。(北京)

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