ガンジー氏「闘い続ける」 最大野党の元総裁、「超特急」の議会追放
ニューデリー=真田嶺
インド最大野党「国民会議派」の元総裁、ラフル・ガンジー氏が有罪判決を受けて議員資格を剝奪(はくだつ)されたことをめぐり、ガンジー氏が25日、剝奪後初めて記者会見を開いた。ガンジー氏は「剝奪は私に議会で発言させないためだ」などと批判した。
「私はインドの民主主義を守るために闘い続ける。私は恐れない。剝奪でも、投獄でもすればいい」。ガンジー氏はこの日、集まった大勢のメディアを前に力を込めて話した。議員資格を剝奪された理由については、インドの大手財閥「アダニグループ」を率い、モディ首相とも親しい関係にあるとされるゴータム・アダニ氏について追及していたことを挙げ、「首相が、私の次の議会演説を恐れたからだ」と主張した。
ガンジー氏は、2019年の…