「左足より右足の方がきつい」 無良崇人が見る宇野昌磨の連覇の意味
2014年四大陸選手権金メダリスト
(フィギュアスケート世界選手権 男子)
無良崇人の目
25日に優勝した宇野昌磨選手は、世界王者らしく底力を見せました。
現地に入ってから足を痛めたというのに、よくあそこまでもっていった。冒頭の4回転ループ、サルコーは慎重にやっていたように見えましたが、そこから先は自信をもって攻めたと思います。
万全の状態なら落ち着いて考えながら演技をできますが、足に痛みを抱えた中だと「できるかな?」と心配になります。本人も不安があったと話していましたが、よく分かります。
右足のケガがどういう状態かは分かりませんが、おそらくテーピングでしっかり固めていたのではないでしょうか。ジャンプの着氷がいつもより「耐えている」という印象でした。
ショートプログラム(SP)…

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