北京で拘束された日本人男性はアステラス製薬社員 今月に帰国予定
北京市内で今月、日本人男性が現地当局に拘束された事件で、男性が製薬大手のアステラス製薬社員であることがわかった。同社が26日、明らかにした。「外務省を通じて情報収集していく」としている。
日中関係筋によると、男性は国家安全当局に拘束されたことから、スパイ行為などの疑いがかけられている可能性がある。今月帰国する予定だったが、直前に拘束されたという。
中国当局は2014年以降、スパイ行為に関わったなどとして今回を含め少なくとも17人の日本人を拘束した。
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