森保監督「デスノート」きっかけ コクヨがデザイン「三笘の1ミリ」

有料記事

金子智彦
[PR]

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表を16強に導いた森保一監督が愛用し、その采配を支えたノートにちなんだ特別な一冊を文具大手コクヨがつくった。高校生以下が所属する全国500のサッカーチームに各100冊ずつ、計5万冊を抽選で寄贈する。

 大会期間中、ピッチ脇でノートにペンを走らせる森保監督の姿がなんども中継された。試合中の気づきや課題を書き留めていたとみられる。選手交代策が次々とあたり、優勝候補のドイツスペインを破る番狂わせを演じたことから、SNSなどで「デスノート」と呼ばれて話題になった。

 森保監督が愛用するノートはコクヨの「キャンパスノート」でA6判やB6判B罫(けい)という。同社では、思いがけず自社のノートにスポットライトが当たったことへの感謝の気持ちを表そうと、サッカーをイメージしたノートのプレゼント企画を考えた。

 ノートはA6判60ページ。青地の表紙には、白いラインとサッカーボールが描かれている。スペイン戦でMF三笘薫選手がゴールラインギリギリの球を折り返し、MF田中碧(あお)選手の決勝点をアシストした「三笘の1ミリ」をモチーフにしたという。

 「最後まであきらめないこと…

この記事は有料記事です。残り277文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

  • commentatorHeader
    中川文如
    (朝日新聞スポーツ部次長)
    2023年3月28日10時45分 投稿
    【提案】

    「デスノート」ならぬ「三笘の1ミリノート」。とっても夢があるなあと思いました。 このコメントプラスでも何度か紹介させていただいています。自らの夢をペンで紙やノートにしたため、その夢に向かって七転八倒しながら努力して、そして最終的に夢を