「レビー小体型認知症」発見、世界初の症例発表 小阪憲司さんが死去
レビー小体と呼ばれるたんぱく質が神経細胞にたまることで起きる「レビー小体型認知症」を発見した、横浜市立大名誉教授の小阪憲司(こさか・けんじ)さんが、16日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため横浜市内の病院で死去した。83歳だった。葬儀は24日に営まれた。喪主は長男彰伯さん。
1939年生まれ。認知症の原因となる病気の中に、アルツハイマー病とは異なる症状や特徴を示すレビー小体が原因の認知症を発見し、76年に世界で初めて症例を発表した。2013年度朝日賞を受賞した。
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