強盗致傷事件の実行役か 中国籍の男を逮捕 逮捕の少年の供述から

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 住宅に押し入って強盗を働こうとしたとして、警視庁は27日、中国籍で職業不詳の男(26)=埼玉県草加市=を強盗致傷と住居侵入の疑いで新たに逮捕し、発表した。この事件の実行役として逮捕した少年(19)=千葉県松戸市=の供述などから、この中国籍の男は指示役だったとみている。

 捜査1課によると、事件は今月13日午後3時~3時15分ごろ、東京都墨田区八広1丁目の2階建て住宅で発生。住人の60代女性が手足や顔を粘着テープで縛られて体を押さえつけられるなどの暴行を加えられ、重傷を負った。男は「知らない」と容疑を否認しているという。

 押し入った犯人は金品が見つからなかったため、何も奪わずに逃げたとみられるという。同庁は逮捕した少年のほかにも実行役がいるとみて行方を追っている。

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