四国で豪華列車ロイヤルエクスプレス運行へ 東急などが来年1月から
松本真弥
東急とJR3社(四国、西日本、貨物)は27日、豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」を四国・瀬戸内エリアで来年1~3月に運行すると発表した。四国では定期運行していない豪華観光列車の導入で、富裕層などの新たな誘客につなげるねらいだ。
列車は岡山駅を出発し、香川県の高松・琴平エリアを経由して愛媛県の松山方面に向かう。車内では地元でとれた海の幸などを提供。バスにも乗り換えながら、しまなみ海道など観光地を巡る計画だ。
ロイヤルエクスプレスは東急が伊豆と北海道で走らせる観光列車で、同社は車内サービスや販売を担う。JR西日本と貨物は、列車を牽引(けんいん)する電気機関車を貸し出し、JR四国の運転士や車掌が運転業務を担う。
旅程は3泊4日で、期間中に6回運行する。料金は未定だが、1人80万円以上になる見込み。7月ごろに販売を始める予定だ。(松本真弥)
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