秋葉原の高架下にキャンプ場 頭上で電車音、都会の街での「非日常」

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石平道典
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 東京・秋葉原駅から徒歩約5分のJR高架下に、「キャンプ練習場campass(キャンパス)」(東京都台東区秋葉原)がオープンした。コロナ禍でキャンプ人気が高まる中、道具を用意し、初心者に気軽に練習してもらう場だ。都心の街中でのキャンプという、非日常の体験も味わえそうだ。

 秋葉原駅―御徒町駅間の高架下。ソロキャンプや家族用など様々なテントが並ぶ。ガタンゴトンと、頭上を山手線京浜東北線などの電車が通り過ぎていく。

 JR東日本の高架下を管理する「ジェイアール東日本都市開発」(東京都渋谷区)が18日に開設した。テントやテーブル、ガスコンロ、クーラーボックスなどキャンプ道具は全てレンタルでき、スタッフがテントの設営や撤収を指導してくれる。

 同社でキャンプ事業のマネジャーを務める山田慎平さん(33)は「初心者がキャンプを始めるのは、道具をそろえるなどハードルが高いイメージがある。手ぶらで来てもらい、気軽にキャンプを練習する入り口になれば」と話す。自分で購入したキャンプ道具を持ち込んでの利用もできる。

 普段は何もない高架下で、囲…

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