東邦、2試合で24安打と打線好調 3回戦は報徳学園と
第95回記念選抜高校野球大会に出場する東邦(愛知)は大会9日目の28日、3回戦で報徳学園(兵庫)と対戦する。春優勝5回の東邦に対し報徳学園は同2回。東邦は勝てば、春は通算59勝となり、学校別の勝利数で歴代単独1位になる。
東邦は1回戦の鳥取城北(鳥取)、2回戦の高松商(香川)をいずれも6―3で破った。これまで計24安打を放ち、勢いに乗る。高松商戦は、初戦で投げたプロ注目のエース右腕宮国を温存し、継投策で勝利した。
東邦は昨秋の明治神宮大会で大阪桐蔭(大阪)に大敗している。報徳学園は昨秋の近畿大会決勝で大阪桐蔭に0―1と迫った実力を持つ。エース右腕盛田は緩急を使い、投球術にたけている。打線はプロ注目の右の強打者コンビ堀、石野を軸に破壊力を備えている。東邦が相手打線をどこまで抑えられるかが勝負の鍵になりそう。
選抜大会で愛知勢は全国2位の176勝を誇り、3位が兵庫勢の173勝。両県の対決という点も注目だ。試合開始予定は午後1時半。(土井良典)
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