超一流と過ごしたWBCの1カ月 源田、山川が西武に持ち帰ったもの
藤田絢子
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝を果たした日本代表の「侍」たちが、それぞれの所属先に帰ってきた。
埼玉西武ライオンズの源田壮亮、山川穂高もわずかな休息をとり、チームに復帰した。超一流と過ごした約1カ月の経験を、今度は仲間たちに還元していく。
東京ドームで行われた1次ラウンドで右手小指を骨折した源田は、テーピングを巻きながら戦い抜いた。
「小さいころから夢見る舞台でした。球団からも、『途中で抜けたら一生後悔するだろう』と言ってもらった。感謝しています」
世界一が決まる瞬間は、遊撃の位置で迎えた。
メキシコとの準決勝、米国との決勝は、先行を許す展開だった。
「本当に誰一人、嫌な雰囲気…

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