大リーグが30日(日本時間31日)に開幕する。
大リーグでは今季から「ピッチクロック」、「極端な守備シフトの禁止」などの新しいルールが導入された。2年連続で開幕投手と指名打者で出場する投打「二刀流」の大谷翔平(エンゼルス)にとっては、双方で影響が出てきそうだ。
「ピッチクロック」は投球間隔の時間制限。投手がボールを受け取ってから走者なしの場合は15秒、走者ありの場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。試合時間の短縮が狙いで導入された。
大リーグの公式データサイトによると、昨季の大谷は走者なしの場合で平均21・7秒かかった。「多少、頭の中で『急がないと』とか『ある程度の間合いを縮めないと』というのはある」と大谷。24日、マイナー相手に先発登板した際は大きな問題はなく、「一番の自分の安心材料」とほっとした様子だった。
ピッチクロックの影響か、2…
- 【視点】
大谷選手らしいジレンマだなあと思いました。メジャーで今季から導入される「極端な守備シフトの禁止」。大谷選手が打席に立つと、かなり右寄りなシフトを守備陣が敷くのはWBCでもおなじみの光景でした。新ルールは打者・大谷にとって有利に働きそうです。
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