ローマ教皇が検査入院 バチカンが発表
パリ=宋光祐
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(86)が29日、検査のため入院した。バチカンが発表した。事前に予定が決まっていた検査で、午後にローマ市内のカトリック系の病院に入ったという。
フランシスコ教皇は今月半ばに教皇就任から10年を迎えた。就任後は2021年7月に入院して腸の手術を受けたことがある。その後はひざに痛みがあり、歩行が困難なため移動時には車椅子に乗っているが、通常通り公務をこなし、外国訪問も行っている。
AFP通信によると、フランシスコ教皇は29日は午前に水曜日定例の一般謁見(えっけん)に出席し、参列者らに笑顔を見せていたという。
バチカン広報室は検査の詳細や入院の期間については明らかにしていない。(パリ=宋光祐)
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