ローマ教皇が呼吸器の感染症で入院 治療に数日間 バチカンが発表
パリ=宋光祐
ローマ教皇庁(バチカン)は29日、フランシスコ教皇(86)が呼吸器の感染症でローマ市内の病院に入院したと発表した。治療のために数日間、滞在する必要があるという。詳細は明らかにしていないが、感染症は新型コロナウイルスではないとしている。
バチカンのマテオ・ブルーニ報道官によると、教皇は数日前から呼吸困難を訴えていた。午後にローマ市内のカトリック系の病院で検査を受け、呼吸器の感染症が判明したという。
バチカンは当初、教皇が「事前に予定されていた検査のため病院に入った」と説明していたが、夜に発表内容をあらためた。各国メディアからの問い合わせが相次いだためとみられる。
イタリアのANSA通信によ…