サプリ装いカプセルの中に覚醒剤 輸入容疑でベトナム人2人を逮捕
ベトナムから覚醒剤を輸入したとして、大阪府警は、いずれもベトナム国籍の無職、ズオン・ティ・クエン(25)=大阪市西成区鶴見橋3丁目=とズオン・ミン・クオン(25)=同=の両容疑者を覚醒剤取締法違反(営利目的共同輸入)などの疑いで逮捕したと30日に発表した。府警は認否を明らかにしていない。
府警などによると、2人は別の人物と共謀して昨年10月、覚醒剤をベトナムから航空便で輸入した疑いがある。覚醒剤はカプセルに詰められ、サプリメントを装った瓶に入れられていたといい、計約648グラム(末端価格約3824万円)にのぼるという。
府警は、同区のホテルの一室でクエン容疑者がベトナムから送られてきた郵便物を受け取るのを確認し、麻薬特例法違反容疑(規制薬物としての所持)で現行犯逮捕し、捜査していた。2人は昨年12月、覚醒剤取締法違反罪などで起訴された。
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